2004in東京 IT活用による元気な学校づくり
■実践発表「職員室のIT活用で教育が変わった!」
   
パネラー玉置 崇小牧中学校:教頭
 神戸 和敏小牧中学校:教務主任
 武田 茂夫小牧中学校:教諭
宮腰 満枝小牧中学校:教諭
 佐尾山啓子小牧中学校:教諭
 加藤 浩之小牧中学校:教諭
 山本 瑞子小牧中学校:用務員
 筒井 隆行小牧中学校:事務

模擬職員室を設置して小牧中学校の職員室の様子を紹介
 
◆朝の職員室−出勤したら−
EDUCOMマネージャーを起動してトップページで1日の予定を確認。
○連絡
○日課
○本日の予定(行事/出張/提出文書/休暇)
○施設利用

 グループウェアの導入で朝の打合せの時間が短くなりました。EDUCOMマネージャーに書いてある連絡はしない。生み出された時間を職員の一分間スピーチにして話題を提供し合っています。
◆朝の職員室−保護者からの欠席連絡の電話が鳴ったら−
  電話に出た人がEDUCOMマネージャーの出席簿に入力。ネットワークを使って担任の先生に伝えます。
 また、担任は月末に印刷ボタンをクリックすると、出席簿を印刷することができます。
休み時間−教頭先生はおみえですか?いつ連絡とれますか?(電話)

 EDUCOMマネージャーには教師のスケジュールが分かるページがあるので、このページで確認。また、その日の出張者も一覧表示されるので、電話での問合わせに誰でも正確に答えることができます。

  
◆文書受理
 どんな用件で提出すべき文書か出張にかかわる文書かを種別をし、以前は受理台帳に手書きで記録し、その後教務の先生、教頭先生、校長先生が回覧。ここでも誰がいつ出張かという記録をとっており、同じデータを3人も4人も記録しておりましたが、今は1回で済みます。普通だと黒板に出張者や提出文書を清書しますが、その必要もありません。手元で確認できます。
また、入力した出張情報は復命書などの書類にも反映され、印刷することもできます。
  
◆いいとこみつけ−全職員で子どもを育てよう−

 全職員で子どもを育てようという思いを具現化できないかなぁということから生まれました。いろいろな場面で子どもたちのいいところを気づいた時にネットワークを利用して一人ひとりのデータボックスに記入しています。
 子どものがんばりをいいとこみつけで評価。学期末に通知表として印刷しています。

  
◆他の先生の所見から
 初めて担任を持ち、どんな所見を書いていいかよくわからなかったので、EDUCOMマネージャーで他の先生の所見を見てこんな見方もあるんだなぁと学びました。自分自身の力量を上げることにも役立っています。
◆個別学習支援−Uプリント−
 生徒の学習履歴を利用できないかなぁということから生まれ、学期末のテスト結果を入力して生徒一人ひとりに対応した問題プリントを出力。一人ひとりの苦手なところを克服できるようにテスト返しの時間にこのUプリントを利用しています。
◆指導要録の作成時間も短縮
  以前は指導要録を作成するのにおよそ2週間ぐらいかかっていましたが、今は通知表とリンクしているので、約2時間ぐらいで指導要録を作成することができます。作成するのに一から始める必要はなく、既に所見は入力したものがあるので、その文面を修正するのに2時間ぐらいかかっています。
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