ア | 新しい座席を書いておく。 |
| 新しい学級では、すわる席さえ不安な子どもが多い。どこにすわるのかを書いておくだけで、安心感を生み出す。隣が知っている友達ならば、なおのこと安心させることができる。 |
イ | 先生が来るまでの時間にすることを書いておく。 |
| 子どもは授業が始まっていないので、することを思いつかない。そこで、提出物の整理など、だれもがやれることを明記しておく。やることがはっきりしていれば、子どもはそれをきちんとしておこうと思うはずである。入学式、始業式の日であれば、出会った途端に「みなさん、ちゃんとやれてえらいね」と誉めることもできる。 |
ウ | 前の黒板には「日直の名前」、背面黒板には「今週の予定」を書いておく。 |
| 担任の先生が自分たちのために、昨日から準備してくれていることが伝わり、子どもは安心する。今週の予定や明日の予定が分かることで、子どもも見通しが持てて、気持ちが落ち着く。 |
エ | 黒板に担任からのメッセージを書いておく。 |
| これが子どもにとって、一番うれしい板書である。先生も自分たちと同じように今日からの生活を楽しみにしていることが伝わるからである。 |